日々のくらし

猫も膀胱炎になる!どんな病気?治療法は?

2023.02.25
病気
猫ちゃんがトイレに入ってなかなか出てこない、チェックしてみたらいつもよりおしっこの量が少なかった、そんな経験はありませんか?
それは膀胱炎のサインかもしれません。猫にとって膀胱炎は決して珍しくはなく、さまざまな原因でかかってしまうことがあります。
この膀胱炎の原因と治療についてご紹介いたします。
「膀胱炎」ってどんな病気なの? 原因は?
膀胱炎とは、さまざまな原因によって、膀胱自体に炎症を起こす病気なんです。
では、どのような原因が考えられるでしょうか。

細菌性
本来、膀胱内に細菌は存在しておらず、そこに細菌が侵入してしまうことによって起こるのが「細菌性膀胱炎」。細菌は、その多くが尿道口から尿道を通じて膀胱に到達します。細菌が膀胱内で増殖することにより、膀胱粘膜を刺激し細胞にダメージを与えてしまいます。膀胱粘膜にダメージが加わると、出血が見られることもあります。
突発性
細菌性膀胱炎とは別に「特発性膀胱炎」と呼ばれるものがあります。
特発性膀胱炎は、発生する原因がはっきりしていないことが特徴とされていますが、その一つがストレスの関与です。
例えばトイレが汚れている、他の猫が同じトイレを共用していて自身のタイミングで排泄ができない、といったことが挙げられます。特発性膀胱炎は、細菌性膀胱炎のように尿検査によって細菌が検出されることはありません。また尿中に結石や結晶といったものも検出されません。
治療方法は?
尿検査を行って細菌が検出された場合、その細菌に効果がある抗菌剤を使用します。そのために尿を細菌検査に出します。有効と判断された抗菌剤を、注射や飲み薬といった方法で使用します。
症状が改善されても膀胱内に細菌が残っているということがありますので、自己判断で投薬を中断するなどはせず、確実に細菌を排除するまで粘り強く治療に臨みましょう。

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